妊娠中はホルモンの働きによって腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。
意識して食物繊維や乳酸菌を摂取するように心がけましょう。
体の調子を整えるためのポイント
●決まった時間に食事をとり、生活のリズムを作りましょう。
●朝起きたらコップ一杯の水(冷えすぎていないもの)を飲むと血液の循環もよくなり、体が活性化します。
妊娠・授乳期は自分の生活リズムや食生活を見直すチャンス!
特にこの時期、「自分だけでなく赤ちゃんのためにも!」と思うとがんばれるものですよね。
「ところで葉酸って何?」って思いますよね。
日本だけでなく、海外の妊婦さん向け記事にも、「葉酸を摂りましょう」という言葉が頻繁に出てきます。
確かにビタミンCや鉄分などと違って、聞きなれない名前ですよね。
でも実は、妊娠・授乳中にとても大事な働きをする栄養素なんです。
妊婦さんによっては「神経管閉鎖障害」といって、赤ちゃんができてくる初期の段階で形成される、脳や脊髄のもととなる部分がうまく形成されないことであるそうです。
こういった障害の発生を減らすのに効果的なのが、葉酸をしっかり摂ることなんです。
妊娠中や授乳中の女性はやたらと栄養グッズを口にしないほうがよいのですが、葉酸はOKです。
むしろ、葉酸を多く含む食品にはブロッコリー、レバー、大根の葉、納豆などがありますが、妊娠・授乳中は必要な葉酸の量が普段よりも増えるため、野菜からだけでなくサプリメントからの摂取も効果的。
これで1日に必要な葉酸がしっかり摂れるので安心です。
お腹の赤ちゃんが無事に育って生まれてくるように、毎日の習慣にしては?